魔法の祭壇を作る Magickal Altar
- Lucy Cavendish
- 2017年5月30日
- 読了時間: 5分

魔法の祭壇を作ることは、私たちの世界にもう一つの世界を作りだし、自分と向き合う場所を作り出すことです。
魔法や魔術、メディテーションを実践する場所、笑いを共有し、神と心を交わす場所です。
祭壇は、エネルギー的に自分が今どこにいるかを映し出します。
また、自分が天上界や地球に暮らす生命であり、精神的・物質的な存在であることを思い出させてくれる視覚的な引き金でもあります。
魔法の祭壇は、目に見えない強い自分が、変化し、方向を変えることのできる力や影響力を持っていることを教えてくれます。
祭壇を作るには、決まったやり方がいくつかあります。その中で最も定着している方法は、自分が関連性を見出す方角にそれぞれのエレメントを置くというやり方です。例えば、東の方角に風、北に火、西に水、南に大地(私が暮らす方角です)といった具合です。私は大地のエネルギーの流れに従い、地球の中心に沿ってアプローチする傾向があります。ですから、シドニーで私が祭壇を作る時は、東に水、北に火、西に大地、南に風を設置します。
儀式のツールを祭壇でチャージすることもあれば、自分で作った一時的な神殿にツールを戻すこともあります。マジカルツールや儀式で使うアイテムに関する詳しいことは、マジカルツール(Magickal Tools)の項目をご覧ください。
自然界の4つの方角にマジカルツールと5つのエレメントの用意ができれば、好きな物を自由に祭壇に置くことができます。
物を選ぶ際に一番重要なのは、直感で選ぶこと、そしてその「物」が自分に話しかけてくるということです。ウィッチ(魔女)の多くは、神や女神の絵、像を置くことを好みます。また、精巧な石の彫刻やそれほど高価でない真鍮の小さな像、オラクルタロットの女王や自分を描いたものでも構いません。自分にとって、意味のある物であれば構いません。
太陽のキャンドルが神を意味し、月のキャンドルが女神を意味するといったこともあるでしょう。 魔法の祭壇にはペンタクル(五芒星。円の中に星が描かれた図)が置かれていることも多く、これは5つのエレメントが集まってくることを表しています。自分にとって意味がある物であれば、写真、ジュエリー、スズ製の大きなお皿、1点ものの絵画などをペンタクルの代わりとして用いることもできます。

アルタークロス(祭壇の掛け布)で祭壇を飾ることもできます。祭壇のために買った特別の布や美しい布、昔のお気に入りのスカートの切れ端、自分にとって大きな意味を持つ思い出深い物など、自己のエネルギーとなる物なら何でも構いません。
アルタークロスの色にも魔法の要素があるので、季節のフェスティバルやムードに合わせて、日々、交換するのもいいでしょう。大事な魔術の最中には、魔術の成果と関連のある色を選ぶのがいいかもしれません。
大釜(コルドロン)もまた、素晴らしい祭壇ツールとなります。大釜は最も典型的なツールである一方、真の力を有し、非常に実用的なものでもあります。
大釜に魔法をかけ、火によって自分の目的をアクティブにし、また浄化することができます。まず、インセンスや他の魔法の材料を細かく砕いてから、大釜で神聖な料理を作ってください。また、大釜の三本足は、三大女神(triple goddess)のメイデン(乙女)、マザー(母)、クローン(老婆)を表し、創造する力、生命を与える力を象徴しています。
様々なツールの中で最もマジカルなのは、自分に共鳴している、どこかで「見つけてきた物」です。非常に強いマジカルパワーを持つこれらの物が、実際にはあなたを探しているのです。

わたしは 以前、自宅の裏口を出たところで、精巧に作られた鳥の巣を見つけました。鳥の巣は家や家庭を意味する。この巣を見つけた時、私はちょうど自宅のために魔法の呪文を考えていたところでした。お気に入りの公園で見つけた石、誕生日にビーチを散歩している時に見つけた貝殻、贈り物のクリスタル、ドライフラワー、蛇の抜け殻などが、あなたにとってマジカルパワーを持つツールになるのかもしれません。
祭壇は自分を象徴する神聖なものです。自分自身がアクティブになれるツールやイメージ、シンボルを選んでください。高価なツールを買う必要はありません。貝殻や、あなたがつながりたい天使や女神の絵ときれいな水を祭壇に置くことで、マジカルな効果が表れます。周りを見渡すと、どこもかしこもツールだらけなことに気が付くはずです。
本来、すべての物がツールになりえるからです。 自分に話しかけてくる物を集めるということ自体が神聖な行為であり、自分自身がどういった存在であるかを示すものです。
祭壇とその上に置かれる物は、複雑な感じがあったり、儀式的であったり、劇風であったりするかもしれません。また、シンプル、男性的、女性的のいずれでも構いません。
天使のようであり、現実的、セクシー、清純なイメージかもしれません。祭壇は、あなたが望むように作る、自分自身の神聖な空間なのです。
あなたはどういった祭壇を好むでしょうか? キャンドルやリボン、コード、インセンやオイルが特別な箱や引出しに入れてあることもあるでしょう。どれも、自分が使いたいと直感的に感じる時には祭壇に置き、そのエネルギーをアクティブにすることができます。
マボン(秋分)のときにはペリカンの羽、イモルグ(聖燭節の原型)には白鳥の羽、ベルテーンには赤い布といった具合に、特定の日に特別な物を祭壇に置いても構いません。また、愛を象徴する金曜日の夜にはピンクのキャンドル。ケルト神話の月の女神、アリアンロッドに語りかけるために、月明かりに照らされた水を水晶占いの銀のボウルに入れておきたいと思うこともあるかもしれません。
自分自身が個性的で、唯一無二の神聖な存在であるのと同じように、自分の家を神聖な祭壇としてとらえ、そこに敬意を示すことが一番強力な魔法になります。家の中にあるすべての物がマジカルであり、魔術であり、ツールであると考えることにより、家が自分の感覚を表現する空間となります。
この魔法を体験することで、深く感動を受け、満足感を得ることができるでしょう。そして、家庭の守護神である女神ヴェスタと私たちを強く結びつけてくれるでしょう。
女神ヴェスタは、愛を与え、そして愛を与え返してくれる家族を持つ喜びを教えてくれるのです。家庭(家族)と向き合うことにより、家は癒しのエネルギーで溢れ、訪れる人がまた来たくなるような空間になるでしょう。その結果、あなたに幸運と繁栄がもたらされるのです。 あなたとあなたの家族の祝福を心より願っています。